がんばろう人生

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30代のために

今年1回目の気象予報士試験が終わった。

そこそこ解けるけど受からないこの感じ。

結果はさておき、テスト勉強しなければいけない時期が落ち着いた。

次回の試験は8月だから春まではやらんでもいいだろう。

仕事もわりとひま。

去年なら「試験終わったら本気出す」としてたイツフェスもないだろうからひま。

普通は考えられない「真の暇人」になった時、私がやり始めることはなんだろう。

「ヒマでヒマで死にそうになったときに、損得勘定を超えて自分が始めてしまうこと」

がその人の本質だと誰かのブログを流し読みした。

インプットはもう満腹なので自然とインプット以外になるだろう。それでいい。

 

試験を解いてる最中に、勉強から解放される喜びと暇の過ごし方を知らない不安に襲われた。(本番なんだから集中しろ。笑)

とりあえずvoicyを始める用に録音アプリをDLしようと思っていた。

帰り道では「自分 メディア」でぐぐった。

もう自分にはアウトプットしかやるべきことがないというのは特にここ半年で感じていた。

ここ10年の自分に向いていたベクトルがそのまま自分を突き刺し、えぐってくるような感覚だった。

 

私が大好きな安田佳生先生が「スキルがあれば自然と人の役に立ちたいと思うはず」と言っていた。

ピンときた。

私にはわかりやすいスキルがないのだ。

詰め込みゆとり教育の賜物で、就活もなんとかなってしまって、ナチュラルに何もできない人、みたいな私。量産型の普通のアラサーだ。

10年前は「たぶん普通でない私」に苦しんだが、10年経って適当に社会にもまれたら、社会に適応している普通の私ができあがってしまった。

 

今年は、与えられる人になりたい。

誰かのためにアウトプットできる人間になりたい。

飽き性らしくアンテナを張りつつも、自分との丁寧な対話を続けて、形に見えるものを育てたい。

 

私の中の長い長いインプット時代はきっと終わった。

そういえば今まで、アウトプットを楽しく続けたことも、何か1つのことを極めたこともなかったなあ。

あ、アウトプットしたくなるほどインプットを極めたことにはなるかもしれない。笑

飽き性なのはさておき、これからは1つか2つ私らしく知的好奇心に満ちたアウトプットを育てるフェーズになるはずだ。

だってよく考えたら今活躍してる人は、意図的にか自然にか、その人らしいアウトプットを育てての今があるのだ。

 

今は夫と出会う直前のような、いい意味で諦めに似た感覚を数年ぶりに味わっている。

というかあの時と状況はまるで同じ。

 

暇を持て余していて、

コレジャナイとずっともやもやして、

自分の中で大事だと思っていたけど、ちょっと違和感を感じていたものとズバッとお別れする。

でも「手放した分こっちで遊べそうだし」と自然に乗り換えると、人生の方向を1つ決めてしまうような出会いになる。

アンテナは張っておこう。

また自分の中でアウトプットの型ができるまでしばらくもがこう。

数時間前の試験中〜帰宅直後は、いい歳してインプットに終始してる自分とwhat should I do next ?が見えなくて絶望してたけど、こうやって書いて、じっくり自分と対話して言葉にできたら、なんかちょっと生まれ変わった気分。

 

しいたけ占い先生にも「10年の物語の終了」と言い当てられて頭が上がらない

https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake2020-h1/contents/11aquarius/