がんばろう人生

がんばろう東北、がんばろう岩手、がんばろう人生

5年以上の試験勉強生活を終えた話がしたい

2016-2019年に気象予報士を、2020年に宅建を数か月間勉強した。

高校生の時には本業だったお勉強は今や自己投資という名の暇つぶしだ。

気象予報士の難しいところは「3D現象を文章で説明する」ことだ。

宅建はただの受験勉強と同じ。

それは最高の暇つぶしだった。

受かればラッキー、落ちてもしにはしない。

その間に何人もが転職・独立をした。

 

今年は知り合いに誘われて宅地建物取引士の試験を受験した。結果は3点足りず不合格。気象予報士試験を知っている私からすればなんの学問的面白みもないインプットだった。また結果の出ないインプットをしてしまった。この経験はいつか誰かのために昇華させられるのか。

 

 

 

 

全く初めての分野が「わからない」

・専門用語がわからない

・専門用語同士の関係(包含・階層など)がわからない

・全体像がわからない

 

子育ては人生の暇つぶし、とは言わないが既婚子無し人生はだいぶ暇だ

結婚して1年強が経ち、さて子どもがいてもいいねという話になった。

あれから1年。私はまだ妊娠をしないままだ。

妊活を始めて3か月が経ったころ「案外妊娠しないもんだな??」と思い、近くの不妊治療外来でホルモン検査(採血)を受けた。

結果は、甲状腺の値が基準値より高く、要治療(服薬)ということと卵子の数が同世代の平均値よりもかなり少なく、40歳代相当だということだった。

ショックだった。妊娠しようとしなければ基本的には健康体なのに。

もっと早く病院に来ていれば。付き合いたての頃か。結婚したての頃か。低用量ピルを飲んで満足している場合ではなかった。

もしも低用量ピルを飲んでいなかったら?ぞっとする。

私の卵子はとうに底をついていたかもしれない。

それからは3か月に1回の甲状腺科への通院と各種検査を始めることにした。

コロナ禍をしのぎつつ、半年かけて検査を終えた。

夫の精液検査等も異常はなく、タイミング法へ入ることにした。

しかしそもそも卵子の数が少ないためのんびりしている暇はないと言われた。

怖くなった私は翌月から人工授精にトライすることにした。

2回やったが、2回とも生理が来た。

3,4回やってだめなら体外受精に進んだ方がいいと言われている。

いろんな栄養サプリも飲んでいる。骨盤整体も通い始めた。

何をやっても体外受精の費用には遠く及ばない。

 

某競技への熱は、コロナ禍による自粛で冷めてしまった。

というか「大会に出るから練習に行く」のであって、

競技自体が楽しいからとか、

メンバーに会ってわいわいしたいから、

という理由ではなかったということがはっきりした。

大会が全て中止になったからだ。

練習をさぼることに罪悪感を感じなくなってしまうと土日は暇だ。

今まで自分に「これは暇つぶしだからいつ辞めても惜しくないのだ」と言い聞かせていたら現実のものとなってしまった。

そしてカルチャーセンターの金継教室に通い始めてしまったり。

私以外はおばさん以上の年齢だ。

 

週末は病院通いで忙しいなんてことにもほぼならなかった。

不妊治療というのは生理周期に則って行うので、土曜日に通院イベントが起こる方が稀なのである。

 

今日も朝起きて大量の錠剤を口に放り込む。

平日17時の診察予約をgetして16:15にダッシュで職場を出る。

毎日酒飲んで暮らしてやろうか。

人工授精にたどり着くまでの費用ざっくりまとめ

生理周期に合わせて検査、服薬が行われます。

 

①ホルモン検査

まずはこれから。案外妊娠しないな??と思ったら早めに受診することをお勧めします。

「これは採血検査なので、5分程度で終わります。」って一言書いてくれってめっちゃ思った。子宮を引っ掻き回されるのかと思ってびくびくしていた。

約1か月後に出てくる結果値に応じて、甲状腺科などにも通うことになります。

通うといっても、血圧のように薬を飲み続けて値をコントロールするものもあり、3か月に1回薬をもらいに通院する、ようなこともあります。

 

以下はいつでもOK or 一定のタイミングで行います。印象に残ったもののみ。

・フーナーテスト

詳細はググればわかりますが、共働きなら難易度☆☆☆☆☆です。

生理がいつ来るかわからない、病院の予約が取れない、朝から余裕がない、の三重苦です。

 

・子宮卵管造影

人生でトップ3に入る痛みで悶えた。

 

全ての検査をクリアし、かつ旦那さんの精液検査に問題が無ければいざ、タイミング法~人工授精です。

・タイミング法

生理スタート後9-11日後?に来院→卵胞のサイズチェック、排卵誘発剤の投与、子作り(私が通う病院では「タイミングを取る」と表現していました。)日を医者から指示してもらうというもの。

1回3000円程度なので、かなり気軽。

 

・人工授精

生理スタート初日-5日目→排卵誘発剤の処方(夕方も受け付けており、特に問題なく予約できる。)

12-14日後→卵胞のサイズチェック(同上)

ここで「サイズがいい感じなので、明日来てください」と言われます。

「「「「「「明日来てください」」」」」」

これが不妊治療最大の難関です。

しかも旦那さんの精子or本人を連れてくることが必要。

旦那さんが出張でいなかったら今月はそれで終了です。ツラ。

 

翌日

夫の精子を自宅で採集後、病院へダッシュ

待つこと1時間弱、イキがいいのを精選してもらいます。

細い注射に少数精鋭の精子が入っているのを確認して子宮に注入。人工授精終了。

初回は「え???これで終わりですか???」と一瞬混乱。

その後ホルモン剤を打ってもらっても1.5時間。価格は2万円強。

精子精選受精とか言ってくれた方がわかりやすいよね。

 

↑ここまででたぶん20万円でおつりきます。医療費控除を出すまでもありません。

何を残したかったかというと、そこまでハードルの高いものではないということ、できちゃった結婚なり自然妊娠は奇跡的なことだということ。

サプリを飲もうが、整体に通おうが、体外受精をするよりは全然お安いのでできる努力はしましょう。

 

 

 

 

ひまな時間に思うこと

全然子供はできないし、サッポロクラシックは美味いしすぎてこれまた泣ける。

子育ては人生の暇つぶし、とは言わないが既婚子無し人生はだいぶ暇らしい。

結婚2年目までの3年間は某イベントでひまを潰しすぎた。

気象予報士の試験勉強だって今思えば立派な暇つぶしだった。

そして資格取得には至らなかった。宅建はどうなることやら。

本当なら私はこのひまな時間で、つわりに耐えたり、大学の図書館で子どもの発達についての本を読みあさったり、夫に当たり散らしたりする予定だったのに。

それが大組織にぶら下がっているだけのアラサーである自分と真摯に向き合う時間となっている。

 

そういえば中高生くらいからずっと「普通の人」になりたかった。

ちょっと勉強ができてちょっと発想が不思議な変なやつキャラだったから。

なんだ、ちゃんとなりたかったものになれてるよ。10年かかったけど。

普通に勤めて、普通に結婚した、普通のアラサー。

 

ここ数年、なんでこんなに苦しいのかと思ったら、主に父親から与えられた選択肢から消去法で自分の希望に近いものを選び、テスト勉強(受験・就活)をうまくくぐり抜けてしまって、婚活もうまくいってしまったが、ほとんど何も自分で考えてこなかった。

大学生~就活期に考えるべきような ことを今さらもやもやと持っていて我ながら恥ずかしい。

当時考えるのをサボったツケを今払わされている。

 

チャレンジするのも全部テスト勉強。アウトプットとは言えないできそうなことにしかトライしてこなかった。アウトプットはほとんどない。

 

周りはソーシャルなライフワークを続けている人が多い。

私は完ぺき主義気味だから救えていない人に目が行ってしまう。

なんでみんな、そんな小さな範囲でうまくいってそれでいいと思えるの?そのサイズなら意味ないのでは?とずっと彼らを少し馬鹿にしていたところもあった。

 

私はずっと自分を少し特別な人間だと思っている節がある。

自分のこれまでを振り返ったら、時々やる気を出すも基本的にはただの怠惰な奴じゃないか。

 

そういえばこんなことをうだうだと話せる「本当に欲しかったお友達」も出会うのにざっと10年かかってる。

私の人生が進むスパンって10年が目安なんだろうか。

 

10年後は何者になろう。

 

 

 

ガスでお米を炊くようになった話がしたい

先週の日曜日は数週間ぶりの晴れでうきうき。

今日に限って夫が仕事モードなので、泣く泣く自転車で1人ふらふらすることに。

近所というほど近くはないけど気になっていた

カフェが日曜日オープンだと…!

アイスコーヒーを頼んで、ラックにあった天然生活という雑誌を読んでいだら土鍋で炊いたごはんが登場。

調べてみたら、え?うちの炊飯器の早炊き40分より短時間でできるの?知らなかった…炊飯器を卒業すればコンセントも1つ空くわけだし。(便利家電の普及に常に付きまとうコンセント足りない問題)

知らないことは選択肢に入らない。帰ったらさっそくやるぞー!ということに。わくわく。

 

0.1時間以上の浸水後、1合なら水は200ml、2合なら450mlが目安とのこと。

1.中火で沸騰させる

2.沸騰してもビビらずに1,2分そのまま

3.弱火にして放置。10分弱?←諸説あり

要は、泡が消えて、表面に穴ができて、水っぽさがほぼ全部飛んだように見えたらOKらしい。

4.火を止めて10分を目安に蒸らす(食べるまでほっとくとも言う)

 

7/20月曜日の朝に、片手鍋に1合で初トライ。

沸騰即弱火にしちゃったけど、炊けた〜!

ちょっと柔らかめだけど蓋を開けた瞬間の匂いと味が濃い〜!

この鍋、今までそんなに使ってなかったけど、テフロン加工で焦げないやつだ。ラッキー。

 

7/21の朝は鍋物用の鍋に2合でトライ。

サイズの合う透明な蓋があってラッキー。

(土鍋の蓋だと中が見えない)

沸騰後2分弱そのまま粘ったせいか図らずもおこげが爆誕

最後こそげるのがちょっと面倒だけど、おこげの登場だけで非日常感がすごい。

おこげを作りたくない場合は沸騰後に粘らずすぐ弱火にすると良いらしい。

 

疑問

2合以上炊く時、鍋の底面積は広い方がいいのか(鍋料理用の鍋)、狭い方がいいのか(片手鍋)

 

炊飯器のコンセントを速攻で抜いてしまった…

鉄瓶でお湯を沸かす時もそうだけど、沸騰した時の泡と対流を眺めるのが好きらしい。

妊娠しなくて暇なので、こうやって生活がどんどん丁寧な方へ向かうのは我ながら笑ってしまう。

たまに読み返す/追記用:リマインダー転載「人生の過ごし方」

・人と比べない。10年後の金になるアウトプットのため、岩手に戻ったらのためにがんばる。しいたけ占い:海外文化が吉→まずはpodcastから

 

・消費系の趣味が楽しくてもベッドイン後の「何も生産してないストレス=慢性的な敗北状態」がすごいw何か没頭できる生産的なルーティンがあった方が健全。

 

・昨日眠くはなかったが集中は全然できなくてダラダラネットサーフィンしてしまった…前日のロング缶のせいだがw今日こそ宅建やろう。

 

・英語:YouTube/Hapa英会話メルマガ/Twitter &インスタ英語垢 ☑️クリア

 

・普通じゃない家族の話/カウンセラー/週末クリエイター/短歌 ☑️クリア

 

・take目的で生きるのをいったんやめるてみる。giveを快楽だと思ったことがほとんどないw定例会が楽しくてコミュニティに馴染めないのはそれのせい。

 

・表現手段は世の中に溢れているけどそもそも表現したいものが私の中にない→いろんなものことを見聞きする必要がある?→あれ、でもこれはインプットなのでは?w

 

・なにが偉いわけじゃないからのんびり探そう。

 

・こうやってTwitterに書くには長くて晒したくないことをブログに書けばいいのでは、、

 

・たぶんアウトプットの正しい手段を知らないだけ→そもそもアウトプットしたいことはあるのかな?

 

・私らしい→this is so me.

 

・マスコミに踊らされない自信と検証できる頭がないのでTVを全く見ていなかったが頭のいいパパは特許ネタを錬成していた

 

・酔生夢死:何を成すでもなくぼんやりと生涯を過ごすこと

 

・パパ実用新案BLカットOG

 

2021年

・表現したいものが自分の中にないのに、表現手段だけ勉強しようとしているところがある

さすが3浪(最近の弟の話)

 

弟の最近まとめ

2015年春に仙台市内の大学に入学

→秋頃から大学に行かなくなる

→宅浪1.5年、予備校1年の2.5浪をキメる

→医学部受験失敗、父親のご慈悲で実家近くのIT系専門学校に入れられる

→本人がぐじゃぐじゃ言っていたのでフリーターとして上京なのかと思いきや、コロナで世の中が変わる直前の3月に滑り込みで県内の企業から内定をもらい、実家を出る←今ココ

 

去年末〜この3月まで弟の行く末を勝手に心配して胃がキリキリしていた姉でしたが、就職決まったようでとりあえずよかった。あとは知らん。。

4月中に母が家族LINEで弟のアパートの様子を送ってきたので、ついでに1人暮らしおすすめの収納とかを写真でバシバシDMすると、ちょっと話が盛り上がり、「やりたいことがあるんだよね」と。

 

「この街にはベンチが少ないから、小さい土地を買ってベンチを置きたい」と。

「は?ベンチ?ベンチマーク(概念)ではなくベンチ(物理)???」

・・・・

この本に感化されたらしい。

 

へえ〜こんな本あるんだ。

夫の周りの意識高そうな知り合い達はこういうの好きなんかな?

でも弟はこういうの好きそうなんだなあ。

4月にLINEしたときはぶったまげすぎてとりあえず「両親よりマシだと思って私に何でも相談して。必要あらば夫経由で県内のいろんな人紹介してあげるから」と言ったところで終わり。

理解できない弟が怖くて心臓がずっとドキドキしていた。なんで私の家族はみんな変なやつなのか。普通の家族ってこんなに難しいことなのか。

 

著者のインタビューやyoutubeをチェックしたけど、うん、、パワフルな感じ。いるよねこういう人。

カフェは確かに魅力的。ベンチ作るとか丸パクリかよ、、とか思いつつ。

夫を通して色々見聞きしてるけど、これは背後に屍がごまんとある中の成功した1例パターンを本にしたやつでは?

健康食品の感謝のお手紙と同じでは?

 

5月に入ってまたLINEがくる。

「土地買うのにCFしたいから成功者紹介してよ」と。

いろいろつっこみたいのを我慢していろいろ尋ねると、弟のプランはこうらしい。

土地を買う

→ベンチを置いたり作業する

→高校の通学路なので高校生に見られる

→会話が生まれる

→市民発のまちづくりになる

 

土地は、母校の通学路中に18坪ほどのがあるらしく、不動産屋に相談中らしい。

もろもろ込みで250万弱らしい。

はあ。わかるよ。言いたいことはわかる。でもうまく行くなら誰も苦労してない。

発信も仲間作りもしないまま、土地を買うという1番簡単なところから着手しようとしてるらしい。

まあ仲間作りの手段のための土地というのもわからないでもない。

しかもある程度は自分の貯金から出して50万円くらいをクラウドファンディングしたいんだと。

 

毎年の固定資産税調べた?→まだ。不動産屋に聞いてみる。

買って終わりじゃないんだぞ。

メルカリに出せないんだぞ。

 

構想を文章にする必要があるよ→友達に書いてもらう。CFがダメなら知り合いに出資してもらう。でもまだなんかもやもやしててうまく説明できないんだよね〜〜!w

ねえ、CFの成功者を紹介してくれない?

あと、「この書き方はダメ」とかあったら先に聞いておいてほしい。

 

手段の違いだけであって、他人を説得するには構想を説明できないとダメなんですけど。。。

お前なんか紹介したら私の信用が無くなるわい。。

 

さすが3浪しただけあるわ。

段取りがめちゃくちゃ。

段取りができない奴は総じてお勉強もできないのだなと再認識。

タンスの組み立てと中身に何を入れるかの関係。

 

でもこのプランを頭ごなしに否定するなら父親にもできる。

父親がそうであるなら、少なくとも私はたぶんそうあってはならないとここ数年の弟とのすったもんだを通して思ったところ。

これは弟にとってのマイプロなのだと。

myprojects.jp

3浪してもなおけろっとしてこんなこと言い出すエネルギーがある弟が羨ましい気もちょっとしてる。

 

私でもわかるようなところをつっこんで、西和賀で同じく自力で街おこしを企てている知り合いを紹介して私は力尽きた。

このモンスターから連絡が来るたびに心臓がバクバクする。

お願いだからぜったいに消費者金融とか使わないでよ。。。。

 

 

教育と一言で言っても公教育うんぬんかんぬんよりも「家族のあるべき態度」の方がずっと自分ごとなんだよな。

姉として、「相談できる大人」になる練習として、なるべく弟と向き合いたいとは思っている。

今回は、弟が相談してくれた時点でとりあえず合格。

私は弟を説得して、土地の購入をやめさせたいのか?いやたぶんそうではない。

ただ貯金をほぼ全て食いつぶすようなことはしてほしくない。

他のやり方があることを知ってほしいと思ってる。それでもベンチが最善なら仕方ない。

これは彼のマイプロなのだから。

 

それにしても本当に頭が悪くて困る。

父親が「人間の根源的な幸せは『馬鹿が周りにいないこと』」と仰せていたけどなるほどこういうことか。来世生まれ変わるなら人間だけは勘弁だなあ。